韓国 オーストラリア産の石炭輸入量を1.5倍増 ロシアへの依存度を低減へ

韓国は、ウクライナ危機により価格が高騰しているロシア産石炭への依存度を下げるべく、オーストラリア産石炭輸入量を1.5倍に増やす。韓国政府がこのように明らかにした。
この記事をSputnikで読む
韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政相は閣僚会議で、韓国はロシアへの依存度を減らすべく、オーストラリアからの石炭輸入量を増やすよう引き続き働きかけるとの考えを示した。
洪氏は、「最近、ウクライナ危機などの影響で、石炭の価格が年の初めから急激に高騰し、セメントなど主な建材の価格上昇と供給不安が起きている」と指摘している。
韓国政府はこの事態を受け、輸入に占めるオーストラリア産の石炭の割合を1.5倍に増やすなど、石炭の調達先の多様化を図ることを決定した。
関連ニュース
アナリストが指摘 日本向けロシア産石炭は中国が取得 ブルームバーグ
中国 石炭・ガス増産、記録的水準に
コメント