インドの黙示録 17階建てのビルに匹敵のゴミの山が発火 首都に立ち込める煙

インドの首都デリー郊外の最終処理場で5日前に発生した火災により、首都に煙が立ちこめている。インド・トゥデイが報じた。
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インド・トゥデイによれば、埋め立てられたごみは高さが17階建てのビルを超えており、底面積はサッカー場50面分もの大きさに達している。消火作業は5日たった今でも終了していない。
インディア・トゥデイ紙は目撃者の指摘として、中国やインドのような汚染国が存在する限り、グリーンな生活ルールの徹底は不可能と記している。
ゴパラ・ラヤ印環境相によれば、火災は4月26日に発生。火の手が処理場全体に拡大したのは「役人らの職務怠慢」が原因。
ラヤ大臣は、この「ゴミの山」は市営企業がブルドーザーで撤去することになっていたもので、こうした火災が繰り返される原因は、汚職にあると指摘した。
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