ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ防衛のために米軍の派遣を許可する決議案が連邦議会に提出

仮にロシアがウクライナに対して大量破壊兵器を使用する場合、ウクライナ防衛のために米軍を派遣することを大統領に許可する決議案が連邦議会に提出された。決議案はアダム・キンジンガー下院議員(イリノイ州選出、共和党)が用意した。
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キンジンガー議員が自身の公式サイトで記したところによると、この決議案が承認された場合、仮にロシアが大量破壊兵器、化学兵器、生物兵器をウクライナに対して使用する場合への対応として、大統領は米軍の使用に関する全権を有することとなる。
キンギンガー議員はアントニー・ブリンケン国務長官と会談し、プーチン大統領が化学兵器を使用する可能性について、深い懸念を確認したという。その上で米国は「国際社会に対し、無意味な暴力を容認するつもりはない」という姿勢を示すことを確信していると議員はコメントした。議員はコメントの中で、「人類防衛のために立ち上がらなくてはならない、そしてこれを同盟国と共に実行しよう」と記した。
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バイデン政権は米軍をウクライナに派遣する可能性をこれまで一貫して否定してきた。その理由として、ロシアとNATO(北大西洋条約機構)の直接的な対決というリスクを避ける必要性を指摘してきた。
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