米韓空軍、来週に共同演習へ 大統領就任控え北朝鮮けん制か

韓国と米国の空軍が5月9日から2週間の定期共同演習を実施することが明らかになった。10日には尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領の就任式を控えており、政権交代に合わせ、北朝鮮をけん制する狙いがありそうだ。韓国メディア「聯合ニュース」が伝えている。
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聯合ニュースの報道によると、今回の演習の規模は過去のものと同程度で、両軍の航空機数十機が参加する。
また米韓海軍も、3日から日本海において対潜水艦海洋探索演習を実施する。駆逐艦など韓国艦5隻、航空機3機、海洋調査船2隻と米ミサイル駆逐艦「サンプソン」(9300トン級)、航空機1機などが参加するという。
韓国の活動家ら 北朝鮮に向けてビラ入り風船を飛ばす=韓国メディア
これまでに韓国の尹次期大統領の就任式をめぐっては、日本の岸田文雄首相が出席を見送る方向で調整が進められていることが明らかになっていた。就任式には林芳正外相が派遣されるとみられている。
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