ウクライナでの露特別軍事作戦

アゾフスタリ製鉄所で戦闘、ウクライナ側が一時停戦を利用=露国防省

ロシア国防省は3日、ウクライナ東部マリウポリ市の製鉄所「アゾフスタリ」に立てこもるウクライナの戦闘部隊「アゾフ大隊」とウクライナ軍が、人道回廊設置中の一時停戦を利用し露軍への攻撃配置についたと発表した。
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露国防省のアスタフィエフ報道官の発表によると、アゾフスタリ製鉄所では民間人を避難させるため一時的に停戦していた。 この一時停戦を利用し、製鉄所に籠城するウクライナ側が地下から出て攻撃配置についたという。現在、露軍とドネツク人民共和国軍は砲兵、航空戦力を使い撃滅作戦を行っている。
製鉄所では砲撃音が聞こえたほか、敷地内には煙が上がっているという。
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ウクライナの武装勢力 アゾフスタリ製鉄所で人々を威圧
これまでにプーチン露大統領はアゾフスタリ製鉄所から民間人を退避させる計画に国連及びICRC(赤十字国際委員会)の参加を許可していた。アゾフスタリ製鉄所には現在もなお300人近くの民間人が取り残されているという。そのうち約20人が子どもとされている。
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