発見されたのはシナイ半島北西部のテル・エル・ファルマという遺跡で、ファラオ時代後期に作られ、グレコローマン時代やビザンティン時代にも利用されていた。
古代ギリシャの神ゼウスの神殿の遺跡
© AP Photo / Egyptian Tourism and Antiquities Ministry
この地域の研究が最初に始まったのは1900年で、フランスの研究者がゼウス・カシオス神殿の存在を示す古代ギリシャ語の碑文を発見したが、発掘作業は行われなかった。
専門家は、花崗岩の2本の円柱が倒れている入口の門から寺院を発掘することができた。さらに、階段の建設に使われた花崗岩のブロックも発見されている。
現在、発掘作業が続けられている。
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