IT・科学

レーザーで制御できるバクテリアサイズの極小ドローン ドイツのエンジニアが開発

レーザーで動作を制御できるバクテリアサイズの極小ドローンが、独ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルクのエンジニアらによって開発された。露メディア「ガゼータ・ルー」が報じている。
この記事をSputnikで読む
このドローンの重さは2ピコグラム(ピコグラムはミリグラムの10億分の1)。大きさは2ミクロン(ミクロンはミリメートルの1000分の1)。ちなみに、人間の赤血球の大きさは約8ミクロンなので、このドローンは赤血球よりも小さい
このドローンの中にはナノアンテナが複数個搭載されており、レーザーを当てると推力が発生するという。実験では赤とオレンジのレーザーを使用し、ドローンは秒速8ナノメートルの速さで移動した。
2022年の中国のドローン取引総額が約2兆円超に
研究者らによると、この極小ドローンは微小物体の操作などに役立つ可能性があるという。
スプートニクは以前、米国のエンジニアが、カブトムシを思わせる小型の試作ロボットを製作したと報じた。この小型ロボットは手の届かない場所や近づきにくい場所で活躍し、様々な問題を解決することが求められている。
関連ニュース
AIが習得 テキストに基づくPTSDの診断
ロシアのドローンはNATOの軍事装備を自動的に識別できるようにな
コメント