上海市普陀区の老人ホームで1日午後、入居者の1人が死亡したと勘違いされ、遺体を収納する黄色い袋に入れられた。葬儀業者がストレッチャーに乗せて老人ホームから搬送しようとしたとき、袋の中で高齢者が動いていることに気づいた。袋を開けると、高齢者は生きていることがわかった。高齢者はすぐに病院に搬送され、現在、状態は安定しているという。中国では批判の声が上がった。
上海市規律検査委員会は、普陀区長徴鎮の民生局長と副局長、高齢者介護部の責任者、社会プロジェクト開発部長、老人ホームの院長に対し、綿密な調査を行う。
また、この事件に関係した医師の免許が取り消され、医師に対する捜査が始まった。
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