萩生田経産相 露産石油禁輸の可能性をめぐり「直ちに足並みをそろえてというのは難しい」

米国を訪れている日本の萩生田経済産業相は5日の記者会見で、ロシアへの追加制裁としてロシア産石油の輸入を禁止する可能性について「日本の場合は資源に限界があるため、直ちに足並みをそろえてというのはなかなか難しい部分もある」と述べた。
この記事をSputnikで読む
報道によると、欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長は4日、ロシア産石油の輸入を年内に停止することなどを盛り込んだ対ロシア追加制裁案を発表した。また米国のバイデン大統領も同日、主要7カ国(G7)でロシアへの追加制裁について協議する意向を明らかにした。
日本 対露制裁の自国経済への影響を懸念 対応策を検討へ
萩生田氏はロシアへの追加制裁の可能性について「日本の場合は資源に限界があるため、直ちに足並みをそろえてというのはなかなか難しい部分もある」と述べ、「ここから先はできる国ができることをしっかりやっていくことで皆で足並みをそろえていく必要がある」との考えを示した。
関連ニュース
ロシアへの入国禁止を「受け入れることはできない」=岸田首相
EUは露産ガスをアフリカのガスに置き換えたい­=ブルームバーグ
コメント