「残念ながら、実際に不足が発生するという問題を回避することはできない。我々は問題を解決することが可能だが、一定期間、石油が非常に少なくなり、そのためガソリンも少なくなるおそれがある。こうした事態を回避することはできない。もちろん、我々は不足が生じないよう取り組んでいる」
同大臣は、これらの地域は、ロシア産の石油を専門に精製するシュヴェット地域の製油工場から供給を受けていることから、不足が生じるおそれがあると説明した。
また、ハーベック大臣は、同省がガソリン不足を防止するため、問題解決に取り組んでいると強調した。
これまでの報道によれば、欧州委員会は、ロシアに対する制裁の第6のパッケージをEU理事会に提出し、承認を求めており、これには、ロシア産の石油輸入に対する規制が含まれるとされる。
その後、EU各国大使たちはロシア産石油の輸入禁止について合意に達することができず、引き続き交渉が5月5日に行われることが明らかになった。
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