エスパー氏は、トランプ氏が2020年夏に少なくとも2回、米軍が「メキシコを標的にミサイル攻撃をし、麻薬工場を破壊する」ことができるかどうか尋ねてきたと主張している。エスパー氏によると、トランプ氏は当時、南部国境から麻薬が流入していることに非常に不満を抱いており、メキシコ政府は自国を統制していないと非難した。
空爆に反対したエスパー氏に対し、トランプ氏は「我々はパトリオットミサイルを何発か発射するだけだ。誰もそれが我々の仕業だとはわからないだろう」と答えたとされている。またトランプ氏は、単に攻撃の事実そのものを否定するつもりだと述べた。
エスパー氏は、その時トランプ氏の顔を見ていなかったら、こうした計画は冗談と取っていただろうと振り返っている。
同紙によると、エスパー氏による回想録『聖なる誓い(A Sacred Oath)』は5月10日に出版される予定。
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