日本の厚生労働省は、ホームレスの実態に関する調査を概ね5年毎に実施しており、今回で5回目。公園や河川、道路、駅舎などで日常生活を営んでいる人が対象。
今回は昨年11月に東京都23区や政令指定都市などで調査を行い、1169人が回答した。
調査では、平均年齢が前回調査から2.1歳上昇し、63.6歳となったことがわかった。70歳以上の割合は前回から14.7ポイント増加し、34.4%だった。
男女構成は、男性が95.8%、女性が4.2%だった。
路上生活の期間は、10年以上が40.0%で最も多かった。
路上生活を行うようになった理由の上位3つは、「仕事が減った」(24.5%)、「倒産や失業」( 22.9%)、「人間関係がうまくいかなくて、仕事を辞めた」 (18.9%)で、新型コロナウイルス感染拡大によるものは6.3%だった。
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