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今世紀末までに哺乳類の間で新たなウイルス感染症が数千件 地球温暖化の影響で

地球温暖化により、今世紀末までに、陸上に棲む哺乳類の間で新たなウイルス感染症が数千件発生し、これらの哺乳類からヒトに感染するリスクが高まることが研究で明らかになった。この研究をまとめた論文が、学術誌「ネイチャー」に掲載されている。
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米ジョージタウン大学の研究グループは今回、動物の生息地と行動情報を用いて、地球の気温が2度上昇した場合、陸上に棲む哺乳類3139種がどう移動するかを推測するモデルを開発した
そのモデルによると、それまで遭遇することなかった哺乳類がコンタクトをとることにより、新しいウイルス感染症が4584件発生する恐れがあることが分かった。
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研究者らは、人獣共通感染症が非常に多く、急速な温暖化が進行している熱帯地域については、新たな感染症がヒトに感染する懸念が大きいと指摘している。
スプートニクは以前、北極の氷は18年間で3分の1が融解したと報じた。
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