ウクライナでの露特別軍事作戦

宇ヘルソン州、ロシアへの編入目指す=地元政府

ロシア軍が管理するヘルソン州(クリミア半島と隣接)はロシア連邦への編入を目指す。ヘルソン軍民行政府の副議長で、ヘルソン救済委員会「平和と秩序」のキリル・ストレモウソフ委員長がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で明らかにした。
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ロシア軍はウクライナの脱軍事化作戦でヘルソン州全域に加え、アゾフ海に面したザポリージャ州の一部を制圧した。管理されている地域では、軍民による行政府が設置され、ロシア連邦のテレビ放送、ラジオ放送が行われているほか、クリミア半島との連絡も復活している。
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ストレモウソフ委員長によると、ヘルソン州はロシア連邦の構成として機能することを目指しており、クリミア編入と同様のシナリオを検討している。ストレモウソフ委員長は次のように発言した。
「この地域はロシア連邦の主体となることを目指している。誰も何も強制すべきではないが、伝統的にロシア領だった大地は自らの文化と価値観の源流へと戻るべきである」
ロシア連邦に編入される地域ではロシア国籍の取得が可能となる。ヘルソン州では帝政ロシアの旗も復活させると委員長は表明している。
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また、クリミア編入時に遮断された鉄道、及びバスによる連絡は再開される見通し。委員長はクリミア編入時に行われた住民投票について、合法で根拠のあるものであり、ロシア領というそのステータスは揺るぎないと発言した。
メタ社(ロシアで過激派に指定され、活動禁止)が展開するFacebook、及びInstagramはヘルソン州にとって「敵対的」なものとなっていることから、地域内でのアクセスは禁止される模様。
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