知床半島の沖合で沈没のKAZU1 無人潜水機による捜索開始 未だに12人が行方不明

北海道知床半島の沖合で乗員乗客26人を乗せて遭難した観光船「KAZU1(カズワン)」の海中での無人潜水機を使った捜索が5月8日、開始された。NHKが報じた。
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NHKによれば、海中の捜索を行っているのは民間会社の作業船。無人潜水機は水深およそ120メートルの海底にあるKAZU1の船体付近で捜索を始めた。海上保安庁の発表では日本時間8時15時の時点では行方不明者の発見につながる手かがりは見つかっていない。
捜索作業は明日9日以降も無人潜水機によって行われ、5月中には潜水士が潜って船内に取り残された人の確認が行われる。「KAZU 1」の沈没事故では乗客14人が死亡、今も12人が行方不明のままとなっている。
知床半島 海底に船体とみられるものが発見 「KAZU1」の文字確認
「KAZU 1」の遭難事故を受け、日本の国土交通省は安全管理に問題のある観光船運行会社に対し、事業を継続できないようルールの厳格化と罰則強化の検討に入っている。
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