マクロン仏大統領、新たな欧州政治共同体への英国の参加 否定せず

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、自身が新たに「欧州政治共同体」の創設を提案した中で、英国は「居場所を見つける」ことができるとし、英国の参加を否定しなかった。
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マクロン大統領は9日、欧州議会で演説し、ウクライナの欧州連合(EU)加盟プロセスには数年さらには数十年かかる可能性があるとした。これに関して、マクロン氏は、ウクライナやその他の国をメンバーとして受け入れることができる「欧州政治共同体」の創設を提案した。
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マクロン氏は、仏大統領府が放送した独ベルリンでのオラフ・ショルツ首相との共同記者会見で、「この共同体は、EU離脱を決定した英国のような国々との異なる形での連携を見つける手段である。英国は新たな政治共同体で居場所を見つけることができる」と表明した。
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