新型コロナウイルス

新型コロナ抑止のため上海当局が地下鉄の全運行を停止

新型コロナ対応の一環として、上海当局は地下鉄の運行を全面的に停止した。10日、AP通信が報じた。
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報道によれば、運行を続けていた地下鉄の2路線が終了したことから、上海市の地下鉄の全運行がストップした。
一方で当局は、市内のいくつかの地域で規制を若干緩和し、住民の買い物を認めたが、その後、再び措置を強化し、全住民に自宅に留まるよう求めた。また、住民らには、「静寂期間」中に必需品以外の商品を注文することが禁止されており、この措置は少なくとも水曜日まで続くことが予定されている。AP通信は、上海市での大規模措置の結果次第では、規制が延長される可能性があると指摘する。
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報道によれば、上海市(人口2500万人)の新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者数は約3000にまで減少していたが、4月中​​旬には2万6000人にまで増加しているという。
この数カ月、中国は新型コロナの変異種「オミクロン株」が引き起こしたコロナウイルス感染の新しい波と闘っている。人口数百万人の上海市ではロックダウンがすでに2カ月間続いており、北京市でも感染者の増加により先週からより厳しい感染予防策がとられている。
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