カンボジア 第2次大戦中の米航空爆弾が首都中心部で発見、540キロの爆薬ごと無害化

カンボジアの首都プノンペンの中心部で、540キロの爆薬が入った米国の第二次世界大戦時のAN-M66航空機爆弾(重さ907キロ)が発見され、無事無害化された。5日付けのクメールタイムズのオンライン版が報じた。
この記事をSputnikで読む
クメールタイムズによれば、爆弾は、プノンペンの王宮公園と歴史的な王宮の建物のある地区のトンレサップ川岸で改修工事を行っていた作業員が発見した。爆弾は川底の岸に近い部分から見つかった。
ポーランド 5トンの世界大戦の不発弾 処理中に大爆発【動画】
航空爆弾AN-M66は、第二次世界大戦前夜に米国で開発され、生産が開始された爆弾で、重量は2000ポンド(907kg)。この爆弾は、重爆撃機B-29「スーパーフォートレス」の武装に使用された。
B29は1942年から1943年にかけて、カンボジアの日本軍占領地やプノンペンの港湾施設に対して数回の空襲を行い、907キロの爆弾を数発投下している。
コメント