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携帯電話の電磁波がアルツハイマー病の原因である可能性=研究

携帯電話の電磁波とアルツハイマー病には憂慮すべき関係性があることが、米ワシントン大学の研究者らによって明らかになった。学術誌「Current Alzheimer's Research」が伝えている。
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この研究によると、携帯電話やWi-Fiルーターを常に使用すると、脳の細胞内のカルシウム量が増加し、アルツハイマー病の発症リスクが高くなるという。
アルツハイマー病につながる脳内の変化は、この病気の症状が現れる25年前から始まっている。多くの研究で、電磁波の曝露を減らすことで脳内の変化に対する悪影響を度合いが下がることが指摘されている。
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アルツハイマー病発症を7年前に予測できるバイオマーカー 研究者らが発見
米国のアルツハイマー病協会によると、65歳以上の米国人のうち650万人超がアルツハイマー病に罹患しているといわれている。その数は年々増えており、2050年には米国では65歳以上のアルツハイマー病の患者数は1300万人に達する可能性がある。
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