カタールがイスラエルへの無条件支援中止を要求 アルジャジーラ記者殺害を受け

カタール外務省は、パレスチナ人難民キャンプ襲撃を取材中のアラブのテレビ局「アルジャジーラ」(本社はカタール)の女性特派員が、パレスチナでイスラエル軍によって殺害されたことを受け、イスラエルへの無条件支援中止を呼びかけた。
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カタールのリュリワ・アリ-ハテル外相補佐官はツイッターで、「イスラエル占領軍は、『プレス』と表記されたヘルメットと防弾チョッキを着用していたにもかかわらず、アルジャジーラのジャーナリストであるシリン・アブ・アクレ氏の頭部に向け発砲して殺害し、市民に対するテロ活動としてリストアップされた。彼女はパレスチナの都市ジェニンにあるパレスチナ人難民キャンプの取材中だった。国家が支援するこうしたテロを終わらせ、イスラエルへの無条件支援を中止しなければならない」とコメントした。
以前、アルジャジーラは、女性テレビレポーターのシリン・アブ・アクレ氏がヨルダン川西岸のジェニン市での紛争を取材中にイスラエル兵士によって殺害されたと報じてる。アルジャジーラは、この事件を「すべての国際法と一般的規範」に違反する「冷血な殺人」と呼んだ。
パレスチナのマフムード・アッバース大統領が11日に発表した声明では、この「醜悪な犯罪」に対する全責任はイスラエル政府が追っていると指摘している。
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