この改正法は、生態系への影響が懸念される外来種の対応策を強化したもので、繁殖力の強いアカミミガメとアメリカザリガニが新たに規制の対象となった。
推計によると、日本ではアカミミガメが約160万匹、アメリカザリガニが約540万匹飼育されている。また、環境省によると、特にアカミミガメは在来のカメ類と餌や日光浴の場所を取り合っている他、水生動物、魚類、両生類などに影響を及ぼしているとみられている。
日本政府は、この改正法を1年以内に施行することを目指している。
この改正法で、近年港湾施設で確認された強い毒を持つ南米産のヒアリが緊急の対処を必要とする外来生物に新たに分類され、通関後も輸入品の検査や消毒、廃棄ができるようになる。
スプートニクは以前、成田空港の滑走路にカメが侵入した影響で、滑走路が一時閉鎖された出来事を報じた。
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