同県にはカルスト地形が存在する。雨がカルストに降ると岩盤の割れ目に雨水が流れ込んでいき、内部で空洞を形成する。陥没穴は、この空洞が大きくなると天井が崩れて陥没することで形成される。このエリアには世界最大級の天坑群が存在し、今回の発見で天坑の数は30個に達した。
新たに見つかった天坑の深さは192メートルで、東西に306メートル、南北に150メートル広がっている。
米国立洞窟・カルスト研究所のジョージ・ベニ所長は、「この陥没穴には、今まで報告されていない未知の生物が生息している可能性がある」と指摘している。
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