拉致の可能性のある失踪者、45年ぶりに日本国内で発見=新潟県警

日本の新潟県警は12日、北朝鮮による拉致の可能性が排除できない失踪者となっていた星野茂敏さん(71)=行方不明当時(26)について、今年3月に国内で生存が確認されたと発表した。日本の各メディアが伝えている。
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産経新聞などの報道によると、星野さんは1977年、当時勤務していた国鉄の同僚に「佐渡市の実家に帰る」と言い残して新潟市内の寮を出たまま、行方が分からなくなっていた。家族から捜索願いが出され県警が捜査していたが、今年3月、国内で45年ぶりに発見されたという。
県警は発見の経緯や場所などについて、プライバシーにかかわることだとして明らかにしていない。これで県警が捜査を続けている北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者は44人となる。
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