第一三共、ロシアで医薬品販売中止 生命維持に必要な製品も=日経新聞

ウクライナ情勢の悪化と西側諸国の対露制裁を背景に、日本の製薬大手「第一三共」がロシアでの医薬品販売を中止した。生命維持に必要な血液関連の製品なども含まれているという。日経新聞が伝えた。
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日経新聞の報道によると、医薬品は人道上の観点から制裁の対象外だが、輸送や決済が困難になったことにより露市場での販売中止を余儀なくされた。血液を固まりにくくする製品など、生命維持に必要な医薬品も供給できなくなったという。
このほか、検査に使う試薬の供給を見合わせる企業も出てきたといい、医療分野においてもウクライナ情勢をめぐる関係国の制裁合戦の影響が懸念されている。
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