トルコ空軍はシリア北部にあるPKKの拠点に空爆を実施した。この空爆はシリアとトルコの国境付近にPKK側が榴弾砲で攻撃したことへの反応として実施された。
国防省によると、PKKの砲撃によりトルコ兵4人に加え、民間人1人が負傷した。トルコ国防省によると、これまでの空爆でトルコ側は21人の戦闘員を殲滅した。空爆は現在も続いている。
トルコとPKKの衝突は1984年に始まり、この衝突は2015年に再開した。イラク北部にはPKKが展開しており、PKKを対象にトルコ軍は空軍、及び陸軍による作戦を展開している。2015年4月以降、トルコ軍はイラク国内で6000人以上の戦闘員を殲滅したほか、国外では6900人を殲滅した。一方、トルコ軍側の犠牲者は1200人とされている。
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