米国 ASEAN諸国に192億円を拠出

12日、米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会談が2日間の日程で開幕した。ジョー・バイデン米大統領は会談の冒頭で、主に中国の影響力拡大に対抗することを目的としたインフラプロジェクト、安全保障分野、その他の取り組みに1億5000万ドル(約192億8000万円)を拠出すると明らかにしたことが分かった。ロイター通信が報じている。
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会談ではウクライナでのロシアの特別作戦が議題となる一方で、バイデン政権はこの取り組みによって、米政権が依然としてインド太平洋地域と、米国の主要なライバルとみなす中国の長期的な問題に焦点を当てていることを東南アジア諸国に示すことを期待している。
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米政権関係者によると、この取り組みによって米国が各国に米国と中国のどちらかを選ぶように求めているわけではなく、「米国がより強い関係を求めていることを示したい」のだという。
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