5月13日、北朝鮮では新たに17万4000人の高熱患者が公表され、新たに21人が死亡したと報告されている。
金正恩総書記は12日、国家非常防疫司令部を訪れ、国内での新型コロナウイルス感染拡大に関する状況を視察。13日には朝鮮労働党中央委員会の緊急政治局会議を開催した。
先に、新型コロナウイルスの世界的大流行が始待って以来、北朝鮮は初めて、国内で新型コロナウイルスの感染例が発見されたと発表した。朝鮮中央通信によると、「原因不明の熱病」が4月末から全国に広がり始めた。
朝鮮中央通信の情報によると、4月末から5月13日までの間に、全国で52万4440人以上の高熱者が確認されたものの、すでに24万3000人以上が回復し、28万8000人以上が隔離し治療を受けている。計27人が死亡した。分析では、そのうち1人は新型コロナウイルスのオミクロン株(BA.2)、いわゆる「ステルスオミクロン」と判明した。
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