14日、国内で開始された「最大非常防疫体系」の働きを確認する目的で、金総書記が議長を務める朝鮮労働党中央委員会政治局の会議が招集された。会議には北朝鮮保健省と国家非常防疫司令部の関係者が出席し、後者は国内での新型コロナウイルス拡大の状況について報告した。
先に、新型コロナウイルスの世界的大流行が始待って以来、北朝鮮は初めて、国内で新型コロナウイルスの感染例が発見されたと発表した。朝鮮中央通信によると、「原因不明の熱病」が4月末から全国に広がり始めた。
朝鮮中央通信は「金総書記は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な状況は深刻である一方、我が国においてもこの悪性感染症の拡大は建国以来の大動乱と言える。しかし、抗ウイルス対策の実施に集中することを見失わなければ、いくらでも危機を乗り越えることができる。組織と統制を維持し、感染対策を強化していくことを表明した」と伝えている。
北朝鮮は、金総書記の指示により「最大非常防疫体系」の中で、ウイルスの拡散を阻止し、できるだけ早く「感染源を根絶する」ため、全ての市・郡での都市封鎖を導入した。
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