ロシア産ガス供給停止はドイツのエネルギー部門で「戒厳令」につながる=ブルームバーグ

ブルームバーグのアナリスト、ヴァネサ・デセム氏とウィリアム・ウィルクス氏は、ロシア産のガスの停止がドイツのエネルギー部門に「戒厳令」をもたらす可能性があると予測した。
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ブルームバーグによると、ロシアの天然ガスの停止が8000万人の人々だけでなく、パン屋から化学メーカーまでの多くの企業に影響を与える可能性がある。
「経済学者は2200億ユーロの被害を予測している。これは国を不況に陥れるのに十分である」
アナリストは、ロシアがドイツへの天然ガス供給を制限した後、ロシアのガス供給が突然断たれる可能性が現れたと述べた。
これより前、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ポーランドとブルガリア以外の国々は、ルーブルで支払わない場合、ロシアの天然ガスの供給を受けられなくなる可能性があると語っていた。
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先にドイツ産業別労働組合(BDI)のジークフリート・ラスワーム議長は、Bild am Sontag紙とのインタビューで、ロシア産のガス供給を遮断することの壊滅的な結果について語っていた。
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