チュマコフ氏はUra.ruとのインタビューで、現時点では、人が鳥からのみ鳥インフルエンザに感染する可能性があるが、ウイルスが変異して危険なパンデミックを引き起こす可能性があると述べた。この場合、感染の致死率は約5割に達する。
「そのような突然変異は可能である。人からうつる感染症の場合、非常に深刻で恐ろしいパンデミックが始まる。コロナウイルスのように人類はまだそのようなウイルスに遭遇していない。最初は、鳥インフルエンザの致死率は約5割になる可能性がある」
現在、鳥インフルエンザが人々の間でどの程度のペースで拡大するかを予測することは困難である。それはウイルスの突然変異による。チュマコフ氏は「最初からわずかに感染性があるかもしれないが、コロナウイルスの場合と同様に、ウイルスは感染性を高め、病原性を減らすという風に進化する」と語った。
4月、中国河南省で、H3N8型鳥インフルエンザによるヒト感染の初の症例が報告された。
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