報道によると、米ミドルベリー国際問題研究所は、米宇宙企業マクサーが撮影した衛星画像を分析。北朝鮮北西部の寧辺核施設の第2原子炉の建設が再開されていることを確認した。画像によると、新たな原子炉は、寧辺の既存原子炉の10倍程度の大きさだという。情報筋は、北朝鮮は建設再開を隠そうとせず、核開発の進展と野心を外部に誇示しているとみている。建設完了期間については、米専門家は推定は困難としつつ、稼働が開始すれば、北朝鮮のプルトニウム生産能力は10倍に増える可能性があると指摘。北朝鮮は1994年、米朝枠組み合意に基づき寧辺核施設の当該原子炉の原子炉を停止した。関連ニュース