先に、新型コロナウイルスの世界的大流行が始待って以来、北朝鮮は初めて国内で新型コロナウイルスの感染例が発見されたと発表した。朝鮮中央通信によると、4月末以降、国内では謎の熱病が広まっているという。北朝鮮国営メディアの一連の報道から、国内では新型コロナウイルスが拡大していると結論付けることが可能であるものの、そのうちの何人が感染者であるかを特定する正確なデータは示されていない。
朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党政治局は15日に再び緊急会議を開き、金氏は、政府が「国家の予備医薬品を急ぎ普及させ」、「すべての薬局を24時間運営体系にするよう」指示したにもかかわらず、医薬品が薬局に供給されていないことを指摘した。これに関し、金氏は、軍の医療部門を動員し、平壌市内の医薬品供給を直ちに安定させるよう命令を下したという。
朝鮮中央通信によると、14日夕方から15日18時までに新たに8人が死亡し、死者数は計50人にのぼった。これより前、分析では、そのうち1人は新型コロナウイルスのオミクロン株(BA.2)、いわゆる「ステルスオミクロン」と判明したと報じられた。
北朝鮮は、金総書記の指示により「最大非常防疫体系」の中で、ウイルスの拡散を阻止し、できるだけ早く「感染源を根絶する」ため、全ての市・郡での都市封鎖を導入した。
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