上海市のロックダウン、6月末までに解除の見通し 段階的に通常生活へ

中国・上海市の当局は新型コロナ感染拡大に関する厳格な制限を徐々に解除し、6月中旬から下旬にかけて通常の生活に戻していく。副市長が16日の記者会見で明らかにした。
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副市長は、上海市を徐々に通常の生活に戻すにあたり、3段階からなる計画があると発表。
第1段階は5月16日から同月21日まで。上海市全体の移動制限、また社会活動レベルを低く抑えたままで、各地区を順に開放することが主な課題となる。
第2段階は5月22日から同月31日まで。都市交通および鉄道交通を再開し、残る地区のロックダウン(都市封鎖)を解除する。
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第3段階は6月1日から同月中旬あるいは末まで。市内の通常生活と生産活動を完全に復活させる。その場合も感染爆発再開を防ぐため、厳しいリスク管理を徹底する。
行政側は、各段階において感染拡大状況を注意深く観察していくとしている。
上海市は3月28日にロックダウンを開始。多くの国内・外国企業が活動停止を余儀なくされた。5月10日からは地下鉄も閉鎖されている。
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