同紙によると、268件は過去最多の件数。2020年度までは毎年100件台だったが、21年度には初の200件台となった。
JAXAは、衛星の打ち上げ数の急増や、ロシアが自国の衛星をミサイルで破壊した実験などが件数増加の原因とみている。すでに日本政府は、人工衛星と宇宙ゴミの衝突事故を防ぐルールづくりの検討を始めている。
JAXAは4月下旬、応募条件を「学歴不問」とした2021年度の宇宙飛行士選抜試験の応募者4127人のうち、書類選考で2266人が合格したと発表した。合格者らは今後、一般教養などの試験を受けることになる予定。
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