その一環として「ワホー実験」はエニウェトク環礁で行われた。高高度核爆発の研究および分析を目的として、同爆発の検出方法の改善および弾道ミサイル防御方法の検証が行われた。爆発直後に水しぶきが上がり、その高さは7秒後には256メートルに達した。しぶき全体の姿は側面傾斜45度の円錐を思わせた。1.7秒後には噴霧は風の方向に半径約2.4キロメートルに達した。幸いなことに爆弾の破片はすべて予測域内に留まった。一方、標的の船舶は約5キロの距離で衝撃波に襲われ、その影響で強い振動が発生した。関連ニュース