山口県阿武町の4630万円誤送金 男性「ネットカジノで使った」

日本の山口県阿武町が新型コロナ関連の給付金4630万円を誤って町内の男性(24)に送金し返金を拒まれている問題で、男性は「ネットカジノで使った」と話していることがわかった。日本のマスコミが報じた。
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阿武町は4月8日、1世帯10万円の新型コロナウイルスの給付金について、対象463世帯分の計4630万円を誤って町内の1人の男性の口座に振り込んだ。その後、阿武町は返還を求めたが、男性は「お金はすでに動かした。もう戻せない」などとして返還を拒否し、4630万円はほぼ全額が口座から引き出され、男性とは連絡が取れない状態となったことから、阿武町は男性を提訴した。
読売新聞によると、男性の代理人弁護士は17日、男性が入金された給付金を「海外の数社のネットカジノで使った」と話していることを明らかにした。
山口・阿武の4630万円誤送金 男性が警察の任意聴取に応じる
山口県阿武町の花田憲彦町長は同日、報道陣に対し、ネットカジノで使ったことが事実かどうかも含め、「裁判の中で聞いていきたいと思う」と語った。
弁護士は16日の記者会見で「現実的に返還は難しい」と述べていたという。
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