「日本政府としてはロシアによるウクライナ侵略により、安全保障環境が激変する中において、スウェーデンが伝統的な中立軍事政策を見直し、NATO加盟申請を行うという重大な決断に至ったことを十分理解し、尊重します」
こうした一方で、松野官房長官はスウェーデンのNATO加盟が今後、地域情勢にどのような影響を及ぼすかという予測については言及を避けたが、ウクライナ周辺情勢による影響は欧州だけでなく、アジアにも及ぶと改めて強調した。
「力による一方的な現状変更は世界のどこであれ、認められません」
昨日16日、スウェーデン政府はNATOへの加盟申請を正式に決定した。同国のマグダレナ・アンダーソン首相は、近日中にフィンランドと共同で申請する予定を明らかにしている。
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