読売新聞などによると、逮捕容疑は田口容疑者自身の銀行口座に誤って4360万円が振り込まれたと知りながら、4月12日、自分のスマートフォンを操作してオンライン決済サービスを利用し、自分名義の口座から決済代行業者の口座に400万円を振り替えたとしている。田口容疑者は調べに対し、「ネットカジノで使用するため、別の口座に移して使った」などと話し、容疑を認めているという。阿武町は4月8日、1世帯10万円の新型コロナウイルスの給付金について、対象463世帯分の計4630万円を誤って町内の1人の田口容疑者の口座に振り込んだ。その後、阿武町は返還を求めたが、田口容疑者は拒否。ほぼ全額が口座から引き出され、連絡が取れない状態となったことから、阿武町は全額返還を求めて山口地裁萩支部に提訴していた。関連ニュース