「KAZU1」沈没事故 露回収の乗客のリュック、日本側に引き渡し

日本の北海道知床半島沖で観光船「KAZU1」が沈没した事故で、露南クリル諸島のクナシル島(国後島)近海で露当局が発見した乗客のものとみられるリュックサックが日本側に引き渡された。18日、日本の各メディアが伝えている。
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北海道放送などの報道によると、18日午後、露極東サハリン州当局はリュックサックを在ユジノサハリンスク日本総領事館に引き渡した。ウクライナ情勢をめぐる露日関係の悪化などによって日本とサハリンの間に直行便がないため、リュックサックは外交貨物として首都モスクワに運ばれ、第三国経由で日本に戻されるという。
リュックサックは事故後に露側から「クナシル島の西側の海域で回収した」と日本側に連絡があったもので、中には死亡が確認された「KAZU1」の乗客と同じ名義の銀行カードなどが入っていたという。
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事故は4月23日に発生。乗員乗客26人のうち、これまでに14人の死亡が確認され、12人が行方不明となっている。さらに、5月13日にはクナシル島の海岸に不明者とみられる女性の遺体が打ち上げられているのが見つかっていた。
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