同通信社は、「ボリス・ジョンソン首相とリズ・トラス外相、ベン・ウォーレス国防相は、ウクライナでの紛争の助けを借りて、自らの格を上げようとしている」と指摘した。
ブルームバーグによれば、ジョンソン首相の評判は、全国的なロックダウン中にダウニング街の首相官邸でパーティーを行ったというスキャンダルから、大きなダメージを受けた。
また、同通信社は、英国政府の幹部は「遠くから」戦っているだけで、「問題は、ジョンソン首相は英国が参加していない戦争を実質的に煽っていることだ」と強調した。
記事の筆者はブルームバーグの同僚記者、マックス・ヘイスティングス氏を引用し、「トラス外相とウォーレス国防相は、厳粛な国の外相や国防相とはいえず、スタンドから叫ぶサッカーファンのようなものだ」と述べている。
ブルームバーグは、ジョンソン首相が退陣しても、何も変わることはないが、それは彼の仲間が好戦的なレトリックという点で同首相に負けていないためだと主張する。
同通信社は最後に、ウクライナに対し、このような「英国の友人」に「気を付けるよう」呼びかけている。
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