北朝鮮軍の元帥が多臓器不全で死亡

金正恩総書記の軍事教育などを担当していたとされる北朝鮮の元帥、玄哲海氏(87)が19日、多臓器不全で死去した。朝鮮中央通信が報じた。
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朝鮮戦争期に玄氏は金日成氏の護衛兵を務めていたという。その後、故人はルーマニアの軍事アカデミーで軍事教育を受け、後に帰国して国家主席の護衛兵としてキャリアを積んでいったという。2016年には退役していたにもかかわらず、北朝鮮軍の元帥に指名された。22日に執り行われる葬儀の委員長は金総書記が自ら務める模様。
一方、国内では新型コロナウイルスによるとみられる発熱者が相次いでいる。北朝鮮では、新たに1日で26万人余りに発熱の症状が確認され、4月下旬以降の発熱者の累計は224万1000人となり、死者は65人に上っている。
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