原爆の犠牲者を追悼する広島の式典にロシアを招待せず

日本の広島市は、1945年8月6日の米国による原爆投下の犠牲者を追悼する式典に、ロシアを招待しないと発表した。20日、共同通信が報じた。
この記事をSputnikで読む
通常、招待状はロシアのウラジーミル・プーチン大統領とロシアの在日外交官に送付されていた。今回の決定はウクライナをめぐる情勢に関連したもの。昨年は、大阪総領事館のアレクサンドル・テルスキフ氏がロシア代表を務めた。
過去3か月で日本は信頼できる有望なパートナーのイメージを失った=露外務省
追悼式典には合計で約3500人が参加する。今回の参加者数は、公共のセレモニーの開催に対する新型コロナ規制が導入された2020年と2021年よりも多くなる。
推計によれば、原子爆弾が広島に投下された結果、1日で7万人から10万人が亡くなっており、1945年の年末までに、負傷や被ばくにより病院で死亡した犠牲者は14万人にのぼった。
関連ニュース
日本との平和条約交渉は不可能となった=露外務省
EU大統領、広島の原爆資料館訪問 「大量破壊兵器廃絶は急務」
コメント