日本 スリランカに3億8000万円支援へ

日本の林外相は20日の記者会見で、経済危機に陥っているスリランカに計300万ドル(約3億8000万円)の緊急無償資金協力を行うことを決定したと発表した。
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林氏は記者会見で「スリランカでは、外貨準備高の減少により医薬品・食品等の必需品の輸入供給が困難となり、人道状況の悪化が深刻化している。こうした中、今回の支援はUNICEF(国連児童基金)及びWFP(国連世界食糧計画)経由で、市民が直接裨益をする形で300万ドルの支援を行うものだ」と説明した。
林氏はまた「今回の支援が、長きにわたる友好関係を有するスリランカの国民が直面する困難を克服する一助となることを願っている」と述べた。
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スリランカは1948年の英国からの独立以来最も深刻な経済危機に見舞われている。
スリランカでは現在、ガソリン備蓄が枯渇しているほか、その他の燃料や輸入食品、医薬品も不足している。スリランカでは先週、政府への抗議デモをめぐる混乱で、同国のゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の兄のマヒンダ・ラジャパクサ首相が辞任した。
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