サリバン補佐官は大統領専用機内で行われたブリーフィングで、「現時点においてそうした計画はない」と発言した。
米国はフィンランド、及びスウェーデンと密接な連携を続けている。米国防総省のジョン・カービー公式報道官が19日のブリーフィングで発言したところによると、これら2カ国のNATO加盟承認に関する審議が行われる期間に必要となる安全上の保証について米国は関係各国と検討を行っているという。また、必要となれば米軍を派遣する可能性についてもこれら2カ国との協議を進めている模様。
トルコのチュルキイェ紙は19日、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)への加盟について、両国が5つの基本的な条件を満たす場合、トルコ当局は両国のNATO加盟に関する立場を再検討する可能性があると報じた。スウェーデンとフィンランド両国の外交団は来週トルコを訪問する予定で、それに向けてトルコ当局は同国の立場とその要求を記した「スカンジナビア書類」を用意したという。
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