20日、ドイツでもサル痘の感染が初めて検出された。
「ドイツでサル痘が検出されるのは時間の問題だった。ロバート・コッホ研究所は、英国およびスペインの当局からの情報を深刻に受け止めている。入手可能な情報から、ウイルスは容易に感染せず、発生を抑えることができると想定している。だがこれが可能となるのも、即座に行動にうつればの話だ。我々は、このウイルスがより感染力の強い変異型かどうかを知るために、より詳細に分析する」ラウテルバッハ保健相はこう語った。
同日5月20日、世界保健機関(WHO)のコンゴ事務所は、コンゴでは2022年初めから5月8日までの期間で18州に広がる87のゾーンで、少なくとも1284人がサル痘とみられるウイルスに感染し、そのうち58人が死亡(致死率4.5%)したと報告した。
サル痘は珍しいウイルス感染でヒトからヒトへも感染する。
サル痘は身体の直接的な接触と空中飛沫により伝染し、その症状は発熱や背中と筋肉の痛み、悪寒、疲労感を特徴とする。
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