ファンハネン国会議長は公共テレビラジオ局YLEの番組中、「人権について言えば、トルコは我々が政治的な意味では同意できないことを理解すべきだ」と発言した。国会議長によると、「無実な人々」を他国へ強制送還すれば、投獄されるか、または罪もなく裁かれる可能性があるという。武器の輸出について言及した中では、具体的にトルコ側がどういった期待を持っているかを明確にする必要があると表明した。
トルコのチュルキイェ紙は19日、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)への加盟について、両国が5つの基本的な条件を満たす場合、トルコ当局は両国のNATO加盟に関する立場を再検討する可能性があると報じた。スウェーデンとフィンランド両国の外交団は来週トルコを訪問する予定で、それに向けてトルコ当局は同国の立場とその要求を記した「スカンジナビア書類」を用意したという。
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