報道によると、ゼレンスキー大統領は「戦争は対話で終わる」とも語り、2014年にロシア領への編入を決定した南部クリミアや、親露派集団が独立を宣言した東部の地位については交渉で解決することに意欲を見せた。インタビューの中でゼレンスキー大統領は「最も重要なのは、より多くの人命を守ることにある」とも語った。
一方、ウクライナ国防省情報総局のキリル・ブダノフ局長が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに応じた中で発言したところによると、南部クリミアも含め、ロシア軍をウクライナ全域から撤退させるまで戦い続けるという。ウクライナ軍は南部や東部の地域をロシアから奪還することに重点を移すと主張し、中長距離のミサイルシステムや戦闘機を含め、西側に軍事支援の強化を求めた。
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