WHOは「現時点で約80件が確認され、さらに50件が調査中。監視が本格化するにつれて新規症例の報告が入ってくるだろう」とした。またWHOは、サル痘は一部諸国の一部動物集団において風土病であり、周期的にそれら諸国の住民や旅行者の間で感染することがあると指摘。一方、今回サル痘が確認された11か国はいずれもサル痘が風土病ではない国・地域であり、感染は典型的なケースとは言えない。WHOはこれらの国々と関係機関と共同でサル痘の監視を強化し、治療の推奨事項などを提供するとしている。関連ニュース