サル痘感染、92人に=WHO

サル痘のヒトへの感染症例は現在92人に増加。死亡の報告はない。世界保健機関(WHO)が発表した。
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5月21日までにWHOは、サル痘を風土病としない12か国から計92人のサル痘感染報告を受け取った。さらに28人について調査が進められているという。
WHOは「現時点で、サル痘に関連した死亡報告は1件もない」としている。
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WHOによると、これまでに確認されたサル痘の症例は、サル痘を風土病とする国・地域への渡航とは関連性がないという。最新情報では、限定的ではないとしながらも、感染症例は基本的に男性と性交渉をもった男性の中で確認されている。
サル痘は身体の直接的な接触と空中飛沫により伝染し、その症状は発熱や背中と筋肉の痛み、悪寒、疲労感を特徴とする。
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