同サイトは、ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相を引用し、「ロシアからのガス輸入国の約半数は、供給分をルーブルで支払うためにガスプロムバンクに特別口座を開設した。この強制的な措置は、わが国の輸出収益の維持を保障し、一部の国の非建設的な行動からそれを保護することになる」と報じた。
同サイトは、現在、どれほど多くの国がロシアの要求に同意したかを確認することは難しいと強調したが、少なくとも一部の企業は実際にそのような措置を講じることを決定している。例えば、WNPは、特別な問題なくルーブル決済に切り替えた企業として、イタリアのEni社とハンガリーのMOL社の名をあげている。
ガスプロム社がルーブル払いを拒んだ国への供給を拒否したことが、一部の企業の決定に影響を与えた。ポーランドとブルガリアがそうであったように、フィンランドでも同様の措置が予想される。同サイトによれば、その結果、ロシアは欧州のガス輸入国の間に亀裂を生じさせることに成功したという。
同サイトは、一部の企業が追従を決定したのには、欧州委員会そのものに責任があるということを否定していない。
「EUは対ロシア制裁を強く主張する一方で、ガスの支払いを含め、制裁を回避するためのヒントを与えている」
通信社「スプートニク」は以前、ロシアからの供給が止まった場合、欧州委員会(EC)がEU各国にガスを分け合うよう求めたことを紹介している。
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